ユニット遅延
入力信号を 1 サンプル期間だけ遅延させる回路図エディタの Unit Delay コンポーネントの説明。
コンポーネントアイコン

説明
単位遅延コンポーネントは、入力信号を 1 サンプル期間だけ遅延させます。
単位遅延コンポーネントの出力信号は、次の数式で表すことができます。
y ( t ) = x ( t - Ts )
ここで、 Tsは実行速度です。図2は単位遅延コンポーネントの動作を示しています。

ポート
- 入力(入力)
- 元の入力信号。
- サポートされる型: uint、int、real。
- ベクターサポート: はい。
- 元の入力信号。
- 出力(アウト)
- 入力信号は 1 サンプル期間だけ遅延されます。
- サポートされる型: uint、int、real。
- 出力タイプは、Signal out typeプロパティによって定義されます。
- ベクターサポート: はい。
- ベクトルの長さは入力信号から継承されるか、初期値プロパティの値の長さを使用して計算されます。プロパティがベクトルとして定義され、入力がスカラーの場合、出力は初期値プロパティと同じ長さのベクトルになります。
- サポートされる型: uint、int、real。
- 入力信号は 1 サンプル期間だけ遅延されます。
プロパティ

- 初期値
- シミュレーションの開始時に出力信号に設定される初期値を入力します。
- 信号出力タイプ
- 出力信号のタイプを選択します。「real」、「int」、「uint」、「inherit」から選択できます。
- 実行率
- 希望する信号処理実行速度を入力してください。この値は、同じ回路内の他の信号処理コンポーネントと互換性がある必要があります。つまり、回路内で最も速い実行速度の倍数である必要があります。実行速度は最大4つまで指定できます。実行速度の指定には、小数(例:0.001)または指数値(例:1e-3)(秒単位)を使用できます。または、「inherit」と入力すると、入力を受け取るコンポーネントの実行速度に基づいて、コンポーネントに実行速度が割り当てられます。