HIL SCADA外部モード
HIL SCADAで利用可能な外部モード機能の簡単な説明
HIL SCADA 外部モードは、HIL SCADAアプリケーションの特別な動作モードです。このモードでは、SCADAを外部制御されるモデルに接続できます。このモデルは通常、クライアントライブラリを使用してAPI関数を呼び出すテストスクリプトによって制御されます。この動作モードでは、HIL SCADAと同様に、シミュレーション変数を監視および変更することができます。
注意:この機能はベータ モードであり、一部の機能が正しく動作しない可能性があります。

外部モードに切り替えるには、外部モデルに接続する必要があります。これは、HIL SCADAツールバーの「外部モデルに接続」ボタン、または「モデル」メニューから実行できます。外部モデルへの接続は、モデルが外部アプリケーションでロードされている場合にのみ成功します。

モデル接続が成功すると、新しいパネルを作成するか、既存のパネルを開くことができます。SCADAパネルは、開始ボタンまたは停止ボタンを使用して開始または停止でき、シミュレーションは外部から制御されます。
SCADAパネルを実行すると、初期化スクリプトが実行されます。初期化スクリプト内でAPIコマンドを呼び出すとテストに支障をきたす可能性があるため、特別な注意が必要です。
SCADA が外部モードの場合、シミュレーション ステータスとともにラベルがステータス バーに表示されます。
注:このモードでは、キャプチャ/スコープ ウィジェットを除くすべての SCADA ウィジェットが許可されます。
注意: SCADA パネル内の変数の値を変更すると、スクリプト内で行われた変更と同時に行われるため、テスト結果に影響する可能性があります。
外部操作モードを終了するには、 「外部モデルから切断」ボタンをクリックすると、HIL SCADA を通常どおり使用できるようになります。
通常の HIL SCADA にモデルがロードされた後に外部モデルに接続できるのは、HIL SCADA アプリケーションを再起動した後のみです。