パネルタブ

このセクションでは、パネルタブについて説明します。

HIL SCADAの中央部分はパネルタブで構成されています。各パネルは個別のタブに配置されており、ウィジェットはライブラリエクスプローラードックから選択したパネルにドラッグ&ドロップしたり、開いているパネル間でコピーしたりできます。

開いているパネルを切り替えると、履歴ドックパネル エクスプローラーは現在選択されているパネルに合わせて変更されます。

各パネルは次の 2 つの主要部分で構成されます。

  1. パネル上部のコントロールバー
  2. パネルの中央にあるパネルキャンバス

コントロール バーには、パネルがロックされているかロック解除されているか、パネルがアクティブか非アクティブか、パネルを保存する必要があるかどうかを示すインジケーターが含まれています。また、現在表示されているキャンバスを表示するシンプルなパンくずのようなナビゲーションも含まれています (サブパネル ウィジェットを開いている場合)。

1パネルコントロールバー
注記: パネルは1つだけ シミュレーションの実行中は、シミュレーションを開始する前にパネルを開いてアクティブ化する必要があります。パネルをアクティブ化するには、 ボタンをクリックするか、パネルタブを右クリックして アクティブに設定.
注:パネルが1つしか読み込まれていない場合は、デフォルトでそのパネルがアクティブになります。また、パネルを閉じて残りのパネルが1つだけになった場合は、最後に残ったパネルがアクティブになります。
注:パネルがロック解除されている間は、ウィジェットを自由に整理したり、サイズ変更、移動、削除したりできます。キャンバスがロックされると、上記の操作の一部は実行できなくなります。ロックモードの主な目的は、シミュレーション中にユーザーが誤ってウィジェットを移動またはサイズ変更するのを防ぐことです。

パネル キャンバスは各パネルの中心部分であり、さまざまなウィジェットを追加してキャンバス上に自由に配置することで、リアルタイム モデル用の独自のカスタム インターフェイスを作成できます。

パネル キャンバスにウィジェットを配置するには、ライブラリ エクスプローラードックから目的のウィジェットを選択し、キャンバスにドラッグ アンド ドロップします (図 2 )。

キャンバス上に既に配置されているウィジェットに対するその他の操作(サイズ変更、移動、選択など)は、左クリックで行います。キャンバスまたはウィジェットを右クリックすると、図2に示すように、コンテキストメニューが開き、利用可能なアクションにアクセスできます。

2右クリックで利用できる追加のコンテキストメニュー

各ウィジェットにはプロパティ ダイアログがあり、そこですべての標準パラメータとウィジェット固有のパラメータを設定できます (図 3 )。

注:ウィジェット名はデフォルトのウィジェットラベル値として使用されます。ほとんどのウィジェットでは、 「ラベルを使用」オプションを有効にしてウィジェットラベルのテキストを変更することで、このデフォルトの動作を変更できます(図3 )。
注意:同じパネル レベルにある各ウィジェットのウィジェット名は一意である必要があります。

また、各ウィジェットにはウィジェット情報ダイアログが表示されます(図4 )。このダイアログには、ウィジェットの基本情報と、HIL SCADA APIを通じて変更可能なすべてのウィジェットプロパティが表示されます。

3パネルウィジェットのプロパティダイアログ
4パネルウィジェット情報ダイアログ