TyphoonSimスコープ
回路図エディタのTyphoonSim Scopeコンポーネントの説明

TyphoonSim Scopeをモデルに追加すると、モデルから必要な信号を簡単に観察できます。また、キャプチャした信号の基本的なプレビュー機能も提供します。
キャプチャされた信号はさまざまなデータ形式でディスクに保存できます。

クリック 開く シグナルウィンドウ (図3)。このウィンドウには、簡単に追加できる動的なテーブルが含まれています(
)を削除し、(
)アナログ信号またはデジタル信号。最初の列には、シミュレーションモデルに存在するすべてのアナログ信号とデジタル信号を含むコンボボックスがあります。コンボボックスまたはツリープレビューから信号を選択するには、
(図4ツリー内の信号をダブルクリックすると、その信号が選択されます。


2列目には、サブプロットを表すチェックボックスがあります。これらをチェックすることで、信号をどのサブプロットにプロットするかを選択できます。すべてのサブプロットは、同じX軸のズームレベルを共有します。
3 番目の列には、信号値を連続的ではなく個別のステップで表示できるステップ ビュー オプションが含まれています。
最後の列には、テーブルから対応する行を削除するためのオプションが含まれています。
基本オプションに加えて、Scope には次の追加オプションがあります。
自動範囲 - 元のビューにリセットします。
元に戻す操作 - キャプチャウィジェットでの操作を元に戻す(パン、ズーム、 プロットと信号のプロパティウィンドウ、X 軸と Y 軸の範囲が変更されます。
やり直しアクション - キャプチャウィジェットでアクションをやり直す(パン、ズーム、 プロットと信号のプロパティウィンドウ、X 軸と Y 軸の範囲が変更されます。
パン移動 - パン軸。
長方形ズーム - 任意の長方形セレクターを使用してズームします。
制限付きズーム - 制限された垂直または水平の長方形セレクターを使用してズームします。
信号をファイルにエクスポート - 開く 信号データの保存 さまざまなデータ形式にエクスポートできるウィンドウです。
注:現在サポートされている形式は、CSV、HDF5、NI TDMS、MAT、MDF4、COMTRADE CFF です。PNG画像にエクスポート - スコープのプロットのスクリーンショットを撮り、.PNG 画像として保存します。
FFT分析 - 開く FFT分析 ウィンドウを開き、現在キャプチャされているデータに FFT を適用します。
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背景色を反転 - 背景のプロット表面の色を反転します。
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凡例を表示/非表示 - 信号名の凡例を表示または非表示にします。
設定またはロードされたプロットと信号のプロパティを使用する - プロットとその信号におけるプロットおよび信号プロパティの使用を切り替えます。これにより、「プロットと信号プロパティの設定」ボタンも切り替わります。
プロットと信号のプロパティを設定する - 開く プロットと信号のプロパティウィンドウプロットとその信号のプロパティを設定できます。このオプションは、 設定またはロードされたプロットと信号のプロパティを使用する が有効になります。
信号データパネル(図5 )では、指定した位置における信号値を測定できます。測定可能な値は以下のとおりです。
- カーソル1と2の位置
- デルタ値
- 最小値 (Min.)、最大値 (Max.)、絶対最大値 (Abs. Max.)
- 平均値とRMS値

右クリックのコンテキストメニュー
プロットを右クリックすると、プロット上で実行できる様々なアクションを含むコンテキストメニューが表示されます。現在表示されているスケールを変更したり、詳細な信号解析に使用するカーソルを追加・削除したりできます。

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X 軸のログ - コンテキスト メニュー内でこのアクションをクリックすると、X 軸の線形スケールとログ スケールが切り替わります。
- Y 軸のログ - コンテキスト メニュー内でこのアクションをクリックすると、Y 軸の線形スケールとログ スケールが切り替わります。 注:このアクションは、信号に非正の値が含まれていない場合にのみ実行できます。信号に非正の値が含まれている場合は、情報ダイアログが表示され、スケールは線形のままになります。
- Y軸 dB - コンテキストメニュー内でこのアクションをクリックすると、Y軸のスケールを線形とdBの間で切り替えることができます。このアクションは、信号値を対数スケーリングし、さらに値を20倍にします。注: Y 軸の通常の対数スケーリングと同様に、同じ条件を満たす必要があります (正でない値は存在できません)。
プロットサーフェス内のメニューを右クリックすると、カーソルを配置できます (図 7 )。
配置できるカーソルは最大 2 つまでです。

カーソルを配置したら、左クリックして押したままにすることで移動できます。
特定のカーソルを削除するには、カーソルを右クリックし、「カーソルを削除」オプションを選択します。両方のカーソルが配置されている場合は、プロット面を右クリックすると「カーソルを削除」オプションが表示されます。これを選択すると、両方の測定カーソルが削除されます(図8 )。
信号測定ウィンドウが閉じている場合は、右クリック メニューから [信号データ ウィンドウの表示] を選択して再度開くことができます (図 8 )。
