コンパレータ
2つの入力信号を比較し、バイナリ値を出力する回路図エディタのコンパレータコンポーネントの説明
コンポーネントアイコン
説明
コンパレータ コンポーネントは 2 つの入力信号を比較し、バイナリ値を出力します。
Comparator コンポーネントの機能は、次の式で記述できます。
非反転(+)入力が反転(-)入力より大きい場合、出力は1 になります。非反転(+)入力が反転(-)入力より小さい場合、出力は 0 になります。入力が等しい場合、出力は変化しません。
下の図 2 は、 Comparator コンポーネントの機能を示しています。

- 初期値:シミュレーションの開始時に両方の入力が等しい場合、出力は 0 になります。
ポート
- + 非反転入力(入力)
- サポートされる型: uint、int、real。
- ベクターサポート: いいえ。
- - 反転入力(入力)
- サポートされる型: uint、int、real。
- ベクターサポート: いいえ。
- 出力ポート(出力)
- サポートされる型: uint、int、real。
- 出力タイプは入力信号から継承されます。
- ベクターサポート: いいえ。
- サポートされる型: uint、int、real。
プロパティ
- 実行率
- 希望する信号処理実行速度を入力してください。この値は、同じ回路内の他の信号処理コンポーネントと互換性がある必要があります。つまり、回路内で最も速い実行速度の倍数である必要があります。実行速度は最大4つまで指定できます。実行速度の指定には、小数(例:0.001)または指数値(例:1e-3)(秒単位)を使用できます。または、「inherit」と入力すると、入力を受け取るコンポーネントの実行速度に基づいて、コンポーネントに実行速度が割り当てられます。