エッジ検出

入力信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ、または立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方を検出する回路図エディターのエッジ検出コンポーネントの説明。

コンポーネントアイコン

1エッジ検出アイコン

説明

エッジ検出コンポーネントは、入力信号の立ち上がりエッジ、立ち下がりエッジ、または立ち上がりエッジと立ち下がりエッジの両方を検出します。

エッジが検出されると、1 つのシミュレーション ステップの間、出力は値 1 に設定されます。

エッジ検出コンポーネントは、図2に示すように、ユニット遅延コンポーネントと関係操作コンポーネントで構成される複合コンポーネントとして実現されます。

2エッジ検出コンポーネントの実装: (a) 両エッジ、(b) 立ち上がりエッジ、(c) 立ち下がりエッジ。

新しい信号値は、前のシミュレーションサイクルの値と比較され、関係演算コンポーネントが差異を検出すると、出力は1に設定されます。図3は、任意の入力信号に対するエッジ検出コンポーネントの動作を、各タイプのエッジ検出(立ち上がり、立ち下がり、および両方)で示しています。

3 .各タイプのエッジ検出に対するエッジ検出コンポーネントの出力。

ポート

  • 入力端子
    • サポートされる型: uint、int、real。
    • ベクターサポート: はい。
  • 出力端子
    • サポートされる型: uint、int、real。
      • 出力タイプは入力信号から継承されます。
    • ベクターサポート: はい。
      • ベクトルの長さは入力信号から継承されます。

プロパティ

  • エッジ検出
    • 検出する信号エッジを選択します。立ち上がり、立ち下がり、両方の3つの設定が可能です。
  • 実行率
    • 希望する信号処理実行速度を入力してください。この値は、同じ回路内の他の信号処理コンポーネントと互換性がある必要があります。つまり、回路内で最も速い実行速度の倍数である必要があります。実行速度は最大4つまで指定できます。実行速度の指定には、小数(例:0.001)または指数値(例:1e-3)(秒単位)を使用できます。または、「inherit」と入力すると、入力を受け取るコンポーネントの実行速度に基づいて、コンポーネントに実行速度が割り当てられます。