制限
入力信号を上限と下限に制限する回路図エディターの Limit コンポーネントの説明。
コンポーネントアイコン
説明
Limit コンポーネントは、コンポーネントのプロパティで定義された上限と下限に入力信号を制限します。
Limit コンポーネントの機能は、以下の式と図で表すことができます。
ここで、 y minとy max は上限と下限のしきい値です。
図2は、与えられた入力信号x(t)に対する制限部品の出力信号y(t)を示しています。

値「inf」および「-inf」は制限がないことを示します。
ポート
- 入力(入力)
- 元の入力信号。
- サポートされる型: uint、int、real。
- ベクターサポート: はい。
- 元の入力信号。
- 出力(アウト)
- 入力信号が制限されています。
- サポートされる型: uint、int、real。
- 出力タイプは入力信号から継承されます。
- ベクターサポート: はい。
- ベクトルの長さは入力信号から継承されるか、プロパティ値の長さに基づいて計算されます。プロパティがベクトルとして定義されている場合、出力は同じ長さのベクトルになります。
- サポートされる型: uint、int、real。
- 入力信号が制限されています。
プロパティ
- 上限
- 入力の上限値を入力してください。値はスカラー値またはベクトル値です。値がスカラーの場合、演算は入力ベクトルの要素ごとに実行されます。
- 下限
- 入力下限値を入力してください。値はスカラー値またはベクトル値です。値がスカラーの場合、演算は入力ベクトルの要素ごとに実行されます。
- 実行率
- 希望する信号処理実行速度を入力してください。この値は、同じ回路内の他の信号処理コンポーネントと互換性がある必要があります。つまり、回路内で最も速い実行速度の倍数である必要があります。実行速度は最大4つまで指定できます。実行速度の指定には、小数(例:0.001)または指数値(例:1e-3)(秒単位)を使用できます。または、「inherit」と入力すると、入力を受け取るコンポーネントの実行速度に基づいて、コンポーネントに実行速度が割り当てられます。