グリッド障害
回路図エディタライブラリのグリッドフォルトコンポーネントの説明

説明
グリッド故障コンポーネントは、理想的なスイッチを使用して三相グリッドの故障をエミュレートします。故障タイプは、コンポーネントのプロパティウィンドウのコンボボックスで11種類の故障タイプから1つ選択することで選択できます。故障抵抗を定義でき、デフォルトではゼロです。選択した故障タイプに応じてコンポーネントの内部構造が変更され、選択した故障タイプに応じた理想的なスイッチが配置されます。選択した制御ソースに基づいて、内部スイッチは、モデルを選択した場合は内部構造から、選択したデジタル入力によって制御されます。CN故障のグリッド故障の内部構造を図2に示します。

グリッド障害の利用可能なデジタル フィードバックのリストは、「グリッド障害の内部デジタル測定」に表示されます。
グリッド障害の内部デジタル測定
デジタル出力変数名 | 説明 |
---|---|
(名前).enable.feedback | 内部スイッチのデジタルフィードバック。 |
ポート
- A1(電気)
- 左AC側ポート - フェーズA
- B1(電気)
- 左AC側ポート - 相B
- C1(電気)
- 左AC側ポート - 相C
- A2(電気)
- 右AC側ポート - 相A
- B2(電気)
- 右AC側ポート - 相B
- 右AC側ポート - 相C
- GND(電気)
- プロパティ障害タイプがA-GND、B-GND、C-GND、AB-GND、AC-GND、BC-GND、または ABC-GND に設定されている場合に使用できます。
- 接地点ポート
パラメータ
- 耐故障性
- 障害の全体的な抵抗を指定します。
- 障害の種類
- 必要な障害タイプを定義します。
- 使用可能な障害タイプは、 A-GND、B-GND、C-GND、AB、AC、BC、AB-GND、AC-GND、BC-GND、ABC、および ABC-GNDです。
- 制御ソース
- 内部コンタクタをデジタル入力信号で制御するか、モデルからの信号で制御するかを選択します。
- サ
- 内部コンタクタゲート信号デジタル入力チャンネルアドレス: Sa(1..N)。
- Saロジック
- 内部コンタクタ ゲート ロジック (active_high または active_low)。
- フィードバック出力
- 内部コンタクタフィードバック信号処理出力を有効にします。
- 信号の種類
- 内部コンタクタ フィードバック信号タイプ (int デフォルト)。
- 実行率
- 信号処理実行率