ABBパワーリンク
Typhoon HIL ツールチェーンにおける ABB Powerlink プロトコルの実装の説明。
コンポーネントはサポートされていません:このコンポーネントは現在 TyphoonSim ではサポートされていません。このコンポーネントをモデルに追加すると、TyphoonSim でモデルを実行できなくなります。TyphoonSim モードでモデルを実行する前に、このコンポーネントを無効にするか、モデルから削除してください。
Typhoon HILツールチェーンにおけるABB Powerlink
Powerlinkは、ABB独自の通信プロトコルであり、様々なABBコントローラ間のリアルタイムかつ確定的な通信を可能にします。Typhoon HILにおけるABB Powerlinkプロトコルの実装は、HILデバイスのGPIOピンを介して動作します。チャネル数は設定可能で、デバイスあたり最大4チャネルまで使用できます。ABB Powerlinkプロトコルは、以下のTyphoon HILデバイスでサポートされています: HIL101、HIL404、HIL506、およびHIL606 。
成分 | ダイアログウィンドウ |
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ポート | 説明 |
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送信チャネルデータ | 送信される 16 ビットのデータ。 |
Rxチャネルデータ | 受信する16ビットのデータ。 |
Rxステータスワード | 各チャネルには 2 つのステータス ビットがあります。
可能なステータス値:
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リセット | 1 に設定するとコンポーネントがリセットされます。 |
パラメータ | 説明 |
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実行率 | 信号処理実行速度。 |
モード | マスター モードとスレーブ モードの選択。 |
モジュール番号 | Powerlink チャネルの数。 |
TX/RX GPIOピン | どの GPIO ピンを Powerlink TX および RX にマップするかを構成します。 |
チャネルの種類 | すべての TX および RX データ値に対するデータ タイプの選択。 |
接続性
HILデバイスをPowerlinkネットワークに接続するには、光コンバータを使用します。コンバータはHIL GPIOに接続され、HILの入出力信号を光信号に変換します(図1および図2を参照)。


図 2に示すコンバータ GPIO コネクタ内のハードウェア接続の順序は次のとおりです。
- GPIO 1 → RX0
- GPIO 2 → TX0
- GPIO 3 → RX1
- GPIO 4 → TX1
- GPIO 5 → RX2
- GPIO 6 → TX2
- GPIO 7 → RX3
- GPIO 8 → TX3