デジタル入力

選択したデジタル入力から値を出力する、回路図エディターのデジタル入力ソース コンポーネントの説明。

説明

リアルタイムシミュレーションでは、デジタル入力ソースコンポーネントは、プロパティ「デジタル入力インデックス」で選択されたHILのデジタル入力から収集された値を出力します。TyphoonSimでは、デジタル入力ソースコンポーネントは仮想IOループバックから読み取られた値を出力します。

ポート

  • 出力(アウト)
    • コンポーネントによってデジタル入力および出力から収集された信号。
      • サポートされている型: uint、int、real
      • ベクターサポート: なし

プロパティ

  • デジタル入力インデックス
    • コンポーネントが信号を受信するデジタル入力を選択します。
  • 信号を反転する
    • コンポーネントから出力される信号のレベルを反転するかどうかを選択します。つまり、このプロパティをTrueに設定すると、コンポーネントに割り当てられたデジタル入力が0のときに出力信号は1になり、その逆も同様です。
  • 信号の種類
    • 出力信号のタイプを選択します。サポートされている信号タイプは、real、int、uintです。
  • 実行率
    • 希望する信号処理実行速度を入力してください。この値は、同じ回路内の他の信号処理コンポーネントと互換性がある必要があります。つまり、回路内で最も速い実行速度の倍数である必要があります。実行速度は最大4つまで指定できます。実行速度の指定には、小数(例:0.001)または指数値(例:1e-3)(秒単位)を使用できます。または、「inherit」と入力すると、入力を受け取るコンポーネントの実行速度に基づいて、コンポーネントに実行速度が割り当てられます。