ステップ

指定された時間に 2 つのレベル間のステップ関数を出力する、回路図エディターのステップ コンポーネントの説明。

コンポーネントアイコン

1.ステップアイコン

説明

シミュレーション時間がステップ時間値より短い場合、出力は初期値と等しくなります。シミュレーション時間がステップ時間以上の場合、出力は最終値と等しくなります。

図 2 は、ステップ コンポーネントによって生成されるステップ波形の例を示しています。

2ステップコンポーネント出力の例

ポート

  • 出力(アウト)
    • ステップ信号。
      • サポートされる型: uint、int、real。
        • 出力タイプは信号タイププロパティによって定義されます
      • ベクターサポート: はい。
        • ベクトルの長さはプロパティ値から計算されます。プロパティがベクトルとして定義されている場合、出力も同じ長さのベクトルになります。ベクトルとして宣言されたすべてのプロパティは同じ長さである必要があります。スカラーとして宣言されたプロパティは、コンポーネントの出力のすべての要素に適用されます。

プロパティ

  • ステップタイム
    • ステップを実行する時間を入力します。このプロパティはスカラーまたはベクトルとして設定できます。
  • 初期値
    • 信号の初期値を入力します。このプロパティはスカラーまたはベクトルとして設定できます。
  • 最終値
    • 信号の最終値を入力します。このプロパティはスカラーまたはベクトルとして設定できます。
  • 信号の種類
    • 出力信号のタイプを選択します。「real」、「int」、「uint」のいずれかを選択できます。
  • 実行率
    • 希望する信号処理実行速度を入力してください。この値は、同じ回路内の他の信号処理コンポーネントと互換性がある必要があります。つまり、回路内で最も速い実行速度の倍数である必要があります。実行速度は最大4つまで指定できます。実行速度の指定には、小数(例:0.001)または指数値(例:1e-3)(秒単位)を使用できます。または、「inherit」と入力すると、入力を受け取るコンポーネントの実行速度に基づいて、コンポーネントに実行速度が割り当てられます。