信号スイッチ

制御信号の値に応じて 2 つの入力のうち 1 つを選択する信号スイッチ コンポーネントの説明。

コンポーネントアイコン

1信号スイッチアイコン

説明

信号スイッチ コンポーネントは、制御入力が選択した基準を満たす場合は入力 1 を出力し、制御入力が選択した基準を満たさない場合は入力 2 を出力します。

選択基準しきい値は、コンポーネントのプロパティを使用して設定できます。基準には以下があります。

  • >= - より大きいか等しい
  • > - より大きい
  • != - 等しくない

制御信号(コンポーネントの先頭に送られる信号)については、常に基準がチェックされます。基準が満たされた場合は信号1が出力に渡され、満たされない場合は信号2が出力されます。

信号はスカラーまたはベクトルです。ベクトル信号の場合、信号の長さは同じでなければならず、演算は要素ごとに行われます。スカラー信号とベクトル信号が混在する場合、そのスカラー値は要素ごとの演算で使用されます。表1の例はこれを示しています。

1スイッチの例
1で 2で Ctrlキー 基準 しきい値
例1 2 3 1 Ctrl >= 閾値 10

1 >= 10 の場合は 2、そうでない場合は 3

アウト = 3

例2 1 [2, 3, 4] [5, 7, 9] Ctrl >= 閾値 [6, 6, 9]

out[0] = 5 >= 6 の場合は 1、それ以外の場合は 2

out[1] = 7 >= 6 の場合は 1、それ以外の場合は 3

out[2] = 9 >= 9の場合1、そうでない場合は4

出力 = [2, 1, 1]

例3 [1, 2, 3] [2, 3, 4] 5 Ctrl >= 閾値 1

[1, 2, 3] 5 >= 1 の場合、それ以外の場合は [2, 3, 4]

出力 = [1, 2, 3]

ポート

  • 入力1(in)
    • 入力信号1。
      • サポートされる型: uint、int、real。
      • ベクターサポート: はい。
  • 入力2(in)
    • 入力信号2。
      • サポートされる型: uint、int、real。
      • ベクターサポート: はい。
  • 制御入力(入力)
    • 価値 しきい値 正しい信号を出力するために比較されます。
      • サポートされる型: uint、int、real。
      • ベクターサポート: はい。
  • 出力(アウト)
    • コンポーネントの出力は、入力1または入力2と同じであり、 制御信号 そして しきい値.
      • サポートされる型: uint、int、real。
        • 出力タイプは入力信号in1とin2から継承されます。制御信号はタイプの決定には使用されません。
      • ベクターサポート: はい。
        • ベクトルの長さは入力信号から継承されます。

プロパティ

2信号スイッチコンポーネントのプロパティ
  • 入力1を渡す場合
    • 制御入力と閾値の間で実行する論理演算を選択します。異なる(“!=”)、より大きいか等しい(“>=”)、より大きい(“>”)のいずれかを選択できます。
  • しきい値
    • 正しい信号を出力するために、制御入力と比較する値を入力します。
  • 実行率
    • 希望する信号処理実行速度を入力してください。この値は、同じ回路内の他の信号処理コンポーネントと互換性がある必要があります。つまり、回路内で最も速い実行速度の倍数である必要があります。実行速度は最大4つまで指定できます。実行速度の指定には、小数(例:0.001)または指数値(例:1e-3)(秒単位)を使用できます。または、「inherit」と入力すると、入力を受け取るコンポーネントの実行速度に基づいて、コンポーネントに実行速度が割り当てられます。