ANPC フライングコンデンサインバータ 9レベルレッグ
回路図エディタにおける9レベルANPCフライングコンデンサインバータコンポーネントの説明
概略ブロック図
図 1 は、対応するスイッチの配置と名称を含むインバータ スイッチング ブロックの概略ブロック図を示しています。

ANPC フライング コンデンサ インバータ 9 レベル レグのブロック図と入力パラメータを表 1に示します。
成分 | コンポーネントダイアログウィンドウ | コンポーネントパラメータ |
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コントロール
制御パラメータとして「デジタル入力」を選択すると、ゲート駆動入力を任意のデジタル入力ピン(1~32)に割り当てることができます。例えば、S1に1を割り当てると、デジタル入力ピン1はS1スイッチのゲート駆動ピンにルーティングされます。さらに、S1_logicパラメータは、アクティブハイ(つまり、高レベル入力電圧VIHでスイッチがオン)またはアクティブロー(つまり、低レベル入力電圧VILでスイッチがオン)のいずれかに設定します。ゲート駆動ロジックは、外部コントローラの設計によって異なります。
制御パラメータとして「モデル」を選択すると、信号処理モデルからIGBTゲート駆動信号を直接設定できます。コンポーネント上に入力ピン「ゲート」が表示されます。これはベクトル入力であり、12個のゲート駆動信号が[S1、S2、…、S11、S12]の順序で入力されます。モデルから制御する場合、ロジックは常にアクティブハイに設定されます。
ゲート制御の有効化をチェックすると、外部デジタル信号からの PWM 有効化が可能になります。
デジタルエイリアス
コンバータがデジタル入力で制御される場合、コンバータが使用するすべてのデジタル入力にエイリアスが作成されます。デジタル入力エイリアスは、既存のデジタル入力信号と並んで「デジタル入力」リストに表示されます。エイリアスは「Converter_name.Switch_name」のように表示されます。ここで、 「Converter_name」はコンバータのコンポーネント名、 「Switch_name」はコンバータ内の制御可能なスイッチ名です。