ANPC フライングコンデンサインバータ 7レベルレッグ
回路図エディタライブラリの7レベルANPCフライングコンデンサインバータコンポーネントの説明
概略ブロック図
対応するスイッチの名称が付いた 7 レベル ANPC フライング コンデンサ インバータの概略ブロック図を図 1に示します。

7レベルANPCフライングコンデンサインバータのブロック図と入力パラメータを表1に示します。
成分 | コンポーネントダイアログウィンドウ | コンポーネントパラメータ |
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コントロール
制御パラメータとして「デジタル入力」を選択すると、ゲート駆動入力を任意のデジタル入力ピン(1~32)に割り当てることができます。例えば、S1に1を割り当てると、デジタル入力ピン1はS1スイッチのゲート駆動ピンにルーティングされます。また、S1_logicパラメータは、アクティブハイ(つまり、高レベル入力電圧VIHでスイッチがオン)またはアクティブロー(つまり、低レベル入力電圧VILでスイッチがオン)のいずれかに設定します。ゲート駆動ロジックは、外部コントローラの設計によって異なります。
制御パラメータとして「モデル」を選択すると、信号処理モデルからIGBTゲート駆動信号を直接設定できます。コンポーネントには入力ピン「ゲート」が表示されます。これはベクトル入力で、10個のゲート駆動信号が[S1、S2、…、S9、S10]の順序で入力されます。モデルから制御する場合、ロジックは常にアクティブハイに設定されます。
ゲート制御の有効化をチェックすると、外部デジタル信号からの PWM 有効化が可能になります。
デジタルエイリアス
コンバータがデジタル入力で制御される場合、コンバータが使用するすべてのデジタル入力にエイリアスが作成されます。デジタル入力エイリアスは、既存のデジタル入力信号と並んで「デジタル入力」リストに表示されます。エイリアスは「Converter_name.Switch_name」のように表示されます。ここで、 「Converter_name」はコンバータのコンポーネント名、 「Switch_name」はコンバータ内の制御可能なスイッチ名です。